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初心者のための 3DCG Seminar

第四回; レンダリング青年の憂鬱

いかにも「CG」といった風合いをだすのがレンダリング作業です。
レンダリングとはモデリングデータをコンピュータで計算して、
モデルの表面の光沢や影などの質感を、リアルな物体のように画像にします。
また、本物の空間よりも映り込みや光沢などが自由に調節できるので、
シュールな画像をつくれて、実写よりも重宝なこともあるのです。

バーチャルリアルの空間の中でのモデルの位置関係を計算して、
映り込みなどの効果を画像化する作業をレイトレーシングといいます。
だだし、このレイトレーシングにかかる計算の時間はモデルの密度や数が増えるほど長くなり、
確認作業も時間がかかります。また、マシンの性能に大きく左右されます。
へぼマシンではさらに時間がかかるので、レンダリング青年は憂鬱なときもあるのです。
画像の確認は初級・上級に関わらず、こだわればこだわるほど永遠に作業が続きます。
特に初心者は頭で思い浮かべる理想の映像が実現できないので、何度もやり直すことになります。
ここでは初心者が効率よく作業するために、レンダリングするときの心得を紹介します。


心得その1;

映り込むモデルが無いと
映り込まない

当たり前のように思うが、映り込みは対象となるモデルの色や形に左右されます。
モデルの反射率や表面の素材感よりも、どんなモデルが写り込んでいるかが重要なのです。
反射させるモデルのテクスチャーが複雑な方が、映り栄えのする画像になります。
また、平面よりも球や曲面の方が派手に映り込むので、初心者は楽しく扱いやすかもしれません。

心得その2;

つるつるピカピカにすると
シュールになる

つるつるやピカピカの素材を多用すると、現実ばなれした空間になっていきます。
望んで3DCGっぽくする場合はどんどん現実ばなれしても良いのですが、
望まない場合は素材の種類や光沢の度合いに注意します。
また、つるつるピカピカをやるときは光源の強さと位置に注意が必要です。
何度も強さや位置の調整が必要となり、疲れるのは言うまでもありません。
もちろん光源の方向がつるつるに見えます。

心得その3;

はっきり映り込めば
良いってもんでもない

映り込みをさせるときの、反射率は抑え目にしたほうが良いこともあります。
あまりにもはっきり映ると、本当の鏡みたいになって、感じが出ないこともあります。
水面に映すつもりで、おぼろげに荒らしながら映すのも一つのテクニックなのです。

以上、レンダリングは根気が要る作業なので、暇なときにじっくりやるべし。

また、床に映り込んだ水の波紋は画像処理ソフトの効果によるものです。